昨日より強くなるブログ

明日はもっと強い、色々雑記を書く

勉強の仕方を教えてもらった話

勉強をするとき、何かを覚えようとするとき

みんなは何を使って書いてるだろうか?

おそらく、大抵の人は「シャーペン」と答えるだろう

でも、自分は「鉛筆」を使って勉強している

 

もちろん用途によって使い分けている

何かちょっとしたメモとか、簡単な文章の時はシャーペンを使う

 

鉛筆の場合は頭の中に記憶したい事柄があるときに使う

 

鉛筆を使って良いことは一生懸命、手や腕に力が入って書くから

なんか自分頑張ってるなーみたいな充実感を得られる

だから、微弱ながらも成功体験をした気になれると思う

他にも集中力が上がって、記憶力も上がる

よって結果として成績も上がる

副産物的なところだと、消費カロリーも上がって痩せる…かもしれない

 

鉛筆の悪いところは、芯が丸まってきたら書きづらくなる

使ってるうちに段々短くなってくる

鉛筆を削る作業が面倒くさい

手が汚れるし、力を入れて書くから手が疲れる

ちょっと幼稚だと思われる

 

あとこれは実体験なんだけど、「小学生かよw」みたいなことを言われて馬鹿にされた

こちらとしてはそういうやつの方が小学生だろって思う

うるせーよって思うけど、そいつらは鉛筆の凄さを全く知らなかったのだ

 

中学生の頃だったろうか、知り合いに大学の教授がいた

ヒョロガリメガネのいかにも理系のおじさんだった

 

自分は学校にあんまり行ってなかった、いわゆる不登校ってやつ

だから勉強が遅れてて、当たり前だけど成績が良くなかった

学校の遅れた分を取り戻そうと頑張ろうとしたけど

どう勉強すればいいか分からないし

何から手をつければいいのか分からずに途方にくれていた

 

そんなときに知り合いに大学の教授がいると知り

勉強方法を藁にもすがるおもいで頼み込んだ

そしたら向こうは、ボランティアで無料で勉強を教えてくれた

今にして思えばとても申し訳ないことをしたなと思うが

当時の自分は、とにかく余裕がなかった

 

まず最初に教えてくれたのは「鉛筆を使いなさい」だった

自分は言われるがままにそうした

とにかく成績を上げたかったから

その次は「ガムを噛んで勉強しなさい」だった

今はもう必要性を感じないから、ガムは噛んでないが

昔はこれも言われたとおりに実行した

 

ここまでで、勉強をする前準備を教えてくれた

 

その次は「数学」「英語」「国語」の主に3つの教科の勉強方法を教えてくれた

勉強のノウハウとしては、とてもシンプルで

予習、授業、復習

の3つのステップをきちんとこなすという事を教えてくれた

 

おおまかな勉強方法をここに記す

 

「数学」の場合

教科書の問題を例題などを参考にして、自分の頭で考えて解く

ノートの左側に予習として問題を解く

授業になったら答え合わせをする

自分の考えの正誤を確かめる、足りない知識はノートにどんどん書き加える

家に帰ったら、授業で習ったところをもう一度勉強する

問題集などで更に問題を解くことができれば完璧だ

これが復習になり、数学の勉強のサイクルは大体こんな感じ

 

「英語」の場合

ノートの右側に教科書の英文を書く

分からない単語、熟語を全部調べてノートに書き込む

間違っててもいいから、だいたいの見当をつけながら和訳する

CDを持ってる場合は教科書の音声を聴く、真似て音読する

これで英語の予習が完了する

授業になったら、足りない情報をノートに書き加える

復習は教科書の意味をきちんと理解して、音読して空で言えるくらい暗唱する

これが英語の勉強サイクル

 

「国語」の場合

教科書の漢字と、分からない言葉の意味を調べる、教科書を音読する

特に教えてもらうことはなかった、ほぼ英語と同じだった

 

他にも「社会」とか「理科」とか色々と科目はあるが

勉強の仕方に大きな違いはなかった

とりあえず困ったら音読、ひたすら紙に書く

すごく地味な作業だが、これが結局自分に合う方法だった

 

すぐには目に見えて効果は出なかったが、学校に少しずつ行くようになり

予習授業復習の大事さを感じながら勉強するようになった

鉛筆を強く握り締めながら、必死に勉強していた

 

今もあの頃のように鉛筆で勉強している

鉛筆で勉強する習慣がついたから、それが当たり前の状態だ

 

鉛筆を馬鹿にする人がいるかもしれないが

学習効果を高めるのに、効果があるのは間違いない

みんなも今日から「鉛筆」で勉強してみてはどうだろうか?