昨日より強くなるブログ

明日はもっと強い、色々雑記を書く

the HIATUSとMONOEYES│ELLEGARDENを語りたければこの2バンドも語るべき

今回は好きな音楽について

ELLEGARDENが好きっていうのは何度も話してるし、ネタにして書いてるんだけど

the HIATUS」と「MONOEYES」ってバンドも好きなんだよね

この2バンドを並べたのはどっちも語るには欠かせない存在だからだ

エルレが再始動するまでの間に日本のロックバンドをアンダーグラウンドから支えてくれた重要な存在

音楽の力で、ちょっと気持ちが軽くなるようなそんな気にさせてくれる

そういうところは3バンド共通してる、ジャンルは全然違うのに

これらは共通してギター&ボーカル細美武士さんが主に曲作りをしている

2008年にエルレが活動休止して、the HIATUSって最初の頃は名前も決まってなくてバンドを立ち上げて活動するも

エルレの影を追い求めてるファンは皆散り散りになってしまったように思う

だけど、そんな時に出会ったのがこのバンド「the HIATUS

俺がこのバンドに出会った当時も心に迷いを抱えながら、日々を過ごしていた

ELLEGARDENという名前は既に知ってたし、曲もいくつか聴いて好きになったから

同じボーカルの別バンドっていう認識で聴いてみた

最初の印象はね、暗いって思ったし怖い?とか不安?とかがチラチラしてた

当時の細美さんものたうち回るくらい苦しんでたんだろうなと思う

1st~2ndアルバムまでのthe HIATUSはなぜかのめり込めなかった(現在はこの時期のダークな感じも気に入ってる)

でも、3rdアルバム『A World Of Pandemonium』から完全に流れが変わった

所謂「覚醒」が始まったのである

このアルバムから自分は徐々に心を開いてthe HIATUSを積極的に聴くようになった

ここから一生この人に付いていこう!って思わせてくれるようなバンドマンになるとは夢にも思っていなかった

4thアルバム「Keeper Of The Flame」間違いなく名盤だ!

このアルバムをリリースした年、2014年にthe HIATUS日本武道館でライブをして、一つの終止符を迎える…

そして、2015年に「MONOEYES」というバンドが誕生する

最初は細美さんが「東北の人たちを元気づけるために、ソロで曲を書こうと思ったけど結局バンドの曲になっちゃった」っていう理由だったと思う

本当の理由はよく分からないけど、もう一度『細美武士』のエモパンクロックが聴けるならこの際理由はなんでもいいやって思った

2015年にMONOEYESの1stアルバム『A Mirage In The Sun』

リリース当時の高揚感は半端なかった

生温い音楽しかなかったから、とても心地の良い風だった

そして、2016年にthe HIATUSの5thアルバム『Hands Of Gravity』

こっちもこっちで味のあるロックで好きだ

この時期からMONOEYESっぽいthe HIATUSの曲に音の色彩が変わっていく

2017年にMONOEYESの2ndアルバム『Dim The Lights』

ラスト曲の「3,2,1 Go」は堪らなく好きだ、理由は知らない

 

そしてそして2018年に、え?ってなった

ELLEGARDEN復活!!!

あれは5月だったっけ?

夢か?幻か?って思った

ほっぺたを引っ張っても痛い!現実だ!

新曲のリリースはない…と

しばらく待っておこうって感じだった

 

2019年にthe HIATUSの6thアルバム『Our Secret Spot』

このアルバムでthe HIATUSは完全体の音楽になる

今までの集大成みたいなアルバムだ

ここまで付いてこれる奴はよっぽどの音楽馬鹿か変態しかいないだろう(褒め言葉)

2020年にMONOEYESの3rdアルバム『Between the Black and Gray』

世界的な感染症が流行りだした時期に制作されたアルバム

歌詞や音楽にもそれらは確実に反映されていて、命懸けで作られたことが分かる

とても尊くて、我々にとっての音楽とは何か?を今一度考えさせられるアルバムだ

2021年にBRAHMANとOAUのボーカルTOSHI-LOWと一緒に細美さんが『the LOW-ATUS』というユニットとしてアルバムを作った

アコギ2本とハーモニカ、ボーカル2人というシンプルなスタイルだが

元来の2人はロックバンドのボーカリスト

心にぶっ刺さるような歌い方で魅了する

未だに続く感染症の中、作られた貴重なアルバムだ

 

2022年にELLEGARDENの6thアルバム『The End of Yesterday』

このアルバムを聴くまで、我々はどれだけの時間を待っていただろうか?

どれだけの苦難を乗り越えてきただろうか?

色々な思いを詰め込んで聴いてみたけど、変化してる部分もあるし変化してない部分もある

いつだって暗闇を切り裂いてくれてるような曲を届けてくれる

それがELLEGARDENというバンド

今までに何もなくて、ここまでたどり着いたわけではない

the HIATUSがあってMONOEYESがあってthe LOW-ATUSがあって…

そして、ようやく帰ってきたんだ

 

あの日あの時、毛嫌いして「the HIATUS」の音楽を聴くのをやめなくて良かった

今は心からそう思う

なぜなら、自分にしか見られない景色を見られるようになったからだ

どんな景色かって?

それは教えられないし、説明のしようもない

自分で勝ち取るものだ

ELLEGARDENを語りたければ、the HIATUSMONOEYESも通過しなければお話にならないぜ!